中華製FT-817用リニアの組立
このリニアを手に入れる前にアマゾンで一番安所のを注文したら途中で税関に没収されたと連絡有り
少し高い所のを注文これも配達日になっても到着せずクレームのメールを入れると5日待って来なかったらもう一度連絡下さい
5日後に来ないので6日目朝一番に返金してくれメールを入れた、11時ころ郵便のバイクの音がしたのでポストを覗いてみると
中華の匂いがする急いで封を開いてみるとリニア基板と部品イメージではもっと大きな感じだが一式有るがトランジスタの絶縁端子が3個?
FETは2個だから予備かな?
一番肝心なのは基板だけでヒートシンクは付いてません
ホームページに有るような基板100mm*50mmでは小さすぎて放熱効果がありません要注意
間違いの無い様に木台に全部並べてみた
部品をチエック、チップ部品はもう取り付けて有るのでトランスとFETを付ければ完了
まずはコンベンショナルトランスの組立
以前FETのリニアを基板から全部作ったことが有るので段取りは知っています
メガネコアーに金属パイプを突っ込んで両端に基板を取付
プラモデルのように基板に付いている両端の基板をニッパで取り外し
バリを取って金属パイプを通す
両端をハンダ上げする
トランスを基板に取り付け
ヒートシンクに基板を合わせFETを取り付けるM3のネジ穴とタップを切る
普通の人が穴4個開けても穴位置が合わないのでCADで寸法を出し原寸で印刷しヒートシンクに貼り付け
基板の止位置を合わせ次はFET取り付け位置、基板にFET足を合わせ穴位置を決める
下穴2.7mmくらいで穴あけM3タップを立てる
タップが立ったらヒートシンクに放熱シリコンを全体に塗る
FETを組付ける時に絶縁シートを下に敷くそれからプリント基板のハンダ位置を合わせ絶縁ブッシュをFET取付穴に差込M3のネジで止める
リレーの足を90度曲げる
リレーをハンダ付け
ドレン接続抵抗150Ωを2個取付
信号入力のSAM端子が有るがHPに有るように水平では取り付かないで縦て取付直接、同軸を直接の方が確実
電源のノイズ防止のメガネコアにエナメル線を2回巻き付けハンド付け
調整のためJP1を短絡
配線チエックをしハンダ不良の短絡、ハンダ付け不良を確認して下さい
入出力からのケーブルをFT-817に接続出力側をパワーメータに接続(SWRメーターの後に50Ωダミーを付けても良い)
これ以降の事は絶対に守らないとFETは過越焼けますので注意して下さい(私は何個か焼きました、このFETは日本製では無いので代替品を探すのに苦労します)
調整
調整と言ってもバイアス電圧を設定するだけです
FT−817とリニアの動作確認
最初の自分が経験したことを書いときますうたい文句は70W と書いて有りますがFETに強制空冷して温度が上がらない設備での事ですFAN無しでは5Wも入れると入れた瞬間はパワーが出ますが3秒しないうちにパワーはすぐ落ちて来ると同時にFETにが触れないくらい熱くなります
そのまま入れ続けるとFETはお釈迦になります
以下が実験の結果です実験仕様のヒートシンクは200mm*100mmで基板の4倍ですが熱くなります強制空冷用のFANを付けないと50W以上は無理です
20W 以下で使うのが丁度よいリニアだと思います実際に使うにはローパスフイルターを付けないとスプリアスが出るのでJ1を外しそこにf費ルターを付けて下さい
このリニアはバンドによりパワーが変わるのでリニアアンプではありません
改善するにもこれだけの部品ですから手の入れようが無いし技術も有りません詳しいことが知りたければ近くのOMさんに聞いてみて下さい。
当局は一切関知いたしません。!
実験写真をアップします